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【子育ては一人でしない】テレビ大阪:助産院~親子がうまれるとき~を観て
2016/09/22(祝)午後3時~午後3時半放映
奈良県生駒市にある高杉助産院 高杉千代子さん
これまで、5000人以上の赤ちゃんを取り上げたベテラン助産師。
毎度ながら、赤ちゃんが産まれてくるシーンは自然と涙が頬をつたいます。
自分の経験と重なって思い返す瞬間。
助産院とは
助産師が開院した希望のスタイルで出産ができる施設。
人工的な医療行為はなく、自然な出産、家庭的な雰囲気で出産をしたい母親が助産院を希望する傾向が強い。
今現在、日本全国には442か所あるそうです。
時には厳しく優しい言葉。
初めての出産で誰もが必ずと言っていいほど抱える「もやもや」するこころ。
無事に産まれてきた我が子。
可愛いはずのわが子。
しかし、時には「この子がわたしの自由を邪魔をしている」と、思うことさえもある、という母親。
「こんな小さい赤ちゃんに暴言を吐いてしまうこともある。」と、言う母親。
高杉さんの元には育児に悩むお母さんたちの話を聞いてひとりひとりに寄り添った言葉をかけていました。
育児は「喜び」「悲しみ」「苦しみ」「楽しみ」を全部ひっくるめて人として成長する。この子がいなかったらだれからも「お母さん」って呼んでもらわれへんやろ。
この子がいて初めてお母さんになった喜びを味わうことができるんやで。」
当たり前に過ごす毎日。
「この子がいるおかげで」という気持ちの薄らぎに気付く言葉。
いつからか、「この子のせいで」にはなっていませんか?
最愛の一人娘に先立たれた過去。
一人で娘を育て、たった24歳という若さで娘を亡くした悲しみ。
様々な背景があると思います。
仕事仕事仕事仕事・・・と、必死で育ててきたのでしょう。
本当に娘と向き合った期間はなくなる前の半年間だけ。
『あの時、もっと関わってあげれていたら違うかったかもしれない。』
と、言っていた高杉さんの言葉が印象的でした。
それでも亡くなる最後、
「お母さんの子どもで良かった」
これが娘さんの最後の言葉だったそうです。
その辛い経験から気付かされた親子の絆の大切さ
亡くして初めてわかる・離れてみて初めてわかる
経験した人でしか語れないものがあると思います。
「今」一生懸命「命」を育むお母さんたちに、全力でエールを送っている印象でした。
助産院に帰ってくるお母さんたちの表情は明るく、どこかしら「自信」も垣間見れる。
「会うだけで元気になれる」「お母さんのお腹の中みたいで、「私が赤ちゃん」というくらい安心できる」
助産院に帰ってくるお母さんたちの声。
「安心感」で、元気になれる。そんな場所なのでしょうね。
産後、いかに信頼し安心できる人に出会えるかにもかかわってくるのだと感じました。
一人で子育てしない。「しんどいな」と思ったら、それを話すようにし、「完璧な母」にならないでください。
こんなこと思ってしまう自分もOK
できないわからない自分もOK
話せる人は今、何人思い浮かべますか?
まずは、一人。ご主人さまに話せれるのならそれが一番。
どうしても話す気になれないのなら、他人でもOK
あなたの味方はたくさんいます。
母親のこころが一番大切
自分が安心できる居場所を自分で探す。元をたどれは「お産に対する価値観」を思い出してみる。
自分で「産む」「育てる」という覚悟を本気で持ったか。
ぼんやりではなく、心から覚悟をしたかどうか。そんな風に突っ込まれると急に肩身が狭くなる方もいるのではないでしょうか。
自分で産むという心構え・自分で産んだ、という満足感と達成感で、これからのおやこ関係や家族の在り方、自分の人生、子どもの人生全てに関わってきている
この事はホルモン的にも科学的目線でも証明されています。-高杉助産院HPよりー
お産に対する価値観。
これからの方も、今の方も、そしてもう過ぎてしまった方も。
全ての赤ちゃんは親に愛される為に産まれてくる。
この世の中に産まれてきた我が子にこころから感謝をすること。
おやこの絆はここからのスタートだと思います。
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