コノミカタは、子どもの味方・個々それぞれの、個の味方。というかけがえのないひとりの子(個)の味方だよ、という想いで名付けました。
『不登校』になる理由は、いじめや学力不振、無気力・不安・経済的理由など原因は子どもにとってさまざま。
それに当事者本人に何故?と聞かれても「わからない」「なんとなく」というケースも増えてきています。
ただ、なんとなく行かなくなった。
わからないけれど行きたくない。
行きたい(行かなきゃいけない)気持ちはあるけれど身体が動かない。
そんな思春期や学童期に子ども自身でもわからない身体的、精神的な苦痛を経験し、長期の休養に入るケース。
また、受験勉強に時間を割くためだったり、一般的な学校生活を送りたくないなど、「積極的に不登校」を選択するケースも増えてきているようです。
文部科学省が2020年10月に公表した不登校調査によると、2019年度に不登校が理由で小中学校を30日以上欠席した児童生徒は18万1272人で、過去最多を更新した。
ー文部科学省ー
2011年以降、9年連続して小学校・中学校ともに増え続けています。
目次
なにを選択するのが正しいかよりまずは「やさしさ」を
コノミカタは、子どもや親の「今の気持ち」を正しく理解し道しるべは「正しさや規律」よりもまずは「やさしさと受容」を。
子どもが辛いときは親も同じように辛いもの。
私はそんなときに正しさだけで解決できるものではなく一緒に理解してくれる「共感」が必要だと感じています。
支援よりも共感
支援より共感
子どもが学校へ行きづらい、行きたくない、そんな日々を過ごす子どもや親へ当然、支援は大事でそこは「当たり前に」受け皿があっての話。
それと同じように「共感」や「静かな寄り添い」が必要だとそんなふうに感じています。
そこから、子どもも親も安心して笑ってすごせらせる日々に繋げられたら、と願っています。
学校へ戻ることがゴールではない。
学校へ戻ることがゴールの子もいる。
別の選択肢がゴールの子もいる。
その子どもによって、その個のゴールは様々。
選択肢は子どもの数だけあります。
子どもの気持ちもあれば親の気持ちもあります。
ときには寄り添えないときもあるでしょう
お母さん、やめたい。時もあるでしょう
自分を責めてしまうこともあるでしょう
子どもを言葉で責めてしまうでしょう
自分の中の「正義」や「当たり前」の基準がどんどん崩れていき
同時にどんどん笑顔を無くし、気がつけば家で笑うことがなく心も無くしてしまう。
学習支援や社会的支援の受け皿の前に共感や寄り添いがあって初めて親も子も外への情報を取りにいける、他の助言やかけられる言葉にも素直に受け止められるのでは、と考えています。
それぞれの個に安心した寄り添いを、一緒に悩み、一緒に見つけ、一緒に笑えることがコノミカタの役割です。
コノミカタ親の会
大阪府南泉州地域で不定期に親の会を開催しています。
(オンライン・オフラインともに)
●同じ経験をされている人同士が共感と静かな寄り添いで自分たちで歩く力をつけるための居場所です。
●意見を否定する・されるところでもありません。
●情報交換の場、経験を話す場として安心して過ごすための居場所です。
●当事者同士の秘密は必ず守ります。
些細な不安や悩み、気になること
ここでしかわからないような事柄も話すことでその不安が離れていくこともあります。
それに、ここ
南大阪ではまだまだ受け皿が少なく、不登校家庭の心のよりどころとなる居場所も少なく、選択肢が少ない状態です。
まずは一歩、踏み出せる勇気を「コノミカタ親の会」から子どもも親も笑って過ごせれる日々に繋げられますように。