子どもの命を守るママになる
2017/1/13(金)防災ママカフェ@大阪へ参加してきました。
目次
子どもの命を守れるママになる
防災・防災というと、なんだか難しい話でしょうか。備えているから大丈夫でしょう?など、思うかもしれませんね。
しかし、いくら家で備えていても外出中に「その時」が起こるかもしれません。
いつ起こるかわからない「その時」に、ママが適正な判断で子どもを守り生きることができるか。
被災地ママが教えてくれた「あの日なにがあったのか」「どうやって子どもを守ったのか」という声から学び、いざ大災害が来たときに子どもの命を守るためにできるコト
講師は、かもんまゆ氏
こちらの被災地のママの声から学ぶ防災小冊子から一部ご紹介させていただきます。
大地震が起こったら?その時、ママがすることは?
まず1番に「とにかくその瞬間を親子で生き延びる。」こと。
‐震度7は自分の意思では行動できません。とにかく頭を守り安全な場所へ。
そして女性は男性に比べると不利な立場。
2番、揺れが収まったら3つのチェック。
正しい情報
怪我の有無
おうちの中をチェック
3番目は、避難するか留まるか決める!
避難するなら早めに判断を。近所の人とどうするか話し込んで時間を無駄に使ってしまわないように、ここでは早急な決断が必要になるな。と、感じました。
阪神淡路大震災を経験しているが、神戸ほど南大阪は壊滅的ではなく揺れは相当激しかったことを今でも鮮明に覚えています。
大震災が起こったときは家族に会えないものと思え。
家族を心配し、探しに行ったがために危険な目に合う事も。
我が家も、はぐれたときはここね。と、約束はしていますが、ここでは、「ピンポイント」で明確にわかるように絞った方がいい!と、おっしゃっていました。
例えば、小学校の体育館ではなく、「小学校の体育館の時計台の下」など。
パニックで人が殺到するので絶対に子どもの手は離さないこと。離したらもう次は会えないと思った方がいい。それくらい、絶対に離さないこと。
当然、電話などの連絡がつかなくなるのですぐには会えない、と思っていた方がいいかもしれません。
普段から夫婦で話し合ったり、信頼関係に尽きるのかもしれません。
非常食は子どもは食べない可能性大
いつもたべているものではないものだと嫌がるお子さんっていますよね。ちょっと変わったものは嫌・・・食べ慣れていないものは嫌・・・。
大人は状況が状況なだけに納得して食べることはできますが子どもはそうはいきません。
日頃から子どもが食べれるものを入れておくと安心です。
講習会でも試食会がありましたよ。
モーリアンヒートパックに入れ、水を入れると一瞬にしてぶくぶくと沸騰。
温かいご飯が食べれるようになります。
パンの切り方も教えてくれました。平常心では普通に切り分けると思いますが、いざ自分がいのちの危機に直面するとこのパンの切り方でさえも「ケンカ」になるそうです。平等に均一に切り分ける、ということが大切だと言う事を知りました。
100円ショップだけでそろえた防災リュックの中身。
地域や環境、家族構成によっていろいろ変わってくるかと思いますが今一度確認しておきたいです。
緊急地震速報はゴング!
来る前に知ることができる「緊急地震速報」
あの音がなるとビクっとしませんか?
「え?どうしようどうしよう」「きゃ~」
と、おびえるのではなく
いのちを守る行動を開始するゴング。緊急地震速報がなったらママのこころの非常スイッチを入れ「絶対自分と子どもを守る」と、自分に喝を!
ハンドブックより
大人が正しい判断を持っていること。東日本大震災での悲劇の大川小学校での被害。大人の判断で、助かるはずの命が助からなかった場合も。子どもは大人を信じています。
身動きのできない赤ちゃんはママしかいません。一人で防災リュックを背負って逃げることもできません。
私たち大人が「その時」ゴングが鳴ったときに正しい判断で子どもを守れるか。
まず、自分の命と子どもの命を守ること。
今後、子育てママとお子さん向けにおやとこらいぶねっとでも取り組みを進めていく予定です。
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